神田明神(東京都千代田区)で毎年開催される「節分祭豆まき式」に日本航空(JAL)のグループ社員が参加した。

神田明神は1300年近くの歴史を持つ江戸と東京の総鎮守として知られており、節分祭豆まき式には福を求めて大勢の参拝客が訪れる。JALグループでは、1996年夏まで神田明神の近くに東京支店があったことが縁で、1990年代から2008年まで節分祭に参加していた。2010年の経営破錠以降は自粛していたが、2015年からは7年ぶりに再開。

今年は、常務執行役員/JALセールス代表取締役社長の二宮秀生氏をはじめ、社内公募で選ばれた運航乗務員や客室乗務員、空港スタッフなど年男、年女たちが豆まきに参加した。

  • 二宮秀生氏らJALグループ社員が豆まきに参加した

  • JAIRの女性副操縦士 鈴木聡恵さん

豆まき式では、用意された特設ステージからJALのスタッフが福豆やお菓子をまき、福を求める大勢の参拝客で賑わった。その後、境内でスタッフが参拝客にメッセージカード入りのキャンディーやシールなどを配った。

  • 境内でキャンディーを配る客室乗務員

二宮常務は「至らないところが沢山あったので、今日はいつも以上に感謝の気持ちを込めて、お客様に福が来て欲しいという気持ちで豆まきをさせていただいた」と感想を述べた。

年女の客室乗務員、笠原里沙さんは「最初は緊張したが、だんだん楽しくなってきた。(参拝者との)距離も近かったので、アイコンタクトが取れるようになった」と感想を述べ、同じく年女の空港スタッフ、松木静香さんは「今年は年女なので参加させていただいた。感謝の気持ちを忘れずに努めていきたいと思う」と意気込みを語った。年男の整備担当、岩本則夫さんは「お客様に接する機会が少ないので、このような場でお客様に感謝したい」と感想を述べた。