東京2020組織委員会は1月21日、東京2020組織委員会の公式決済カードとなる「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」の発行を開始した。クレジットカードとプリペイドカードの2種類。

  • 「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」はクレジットとプリペイドそれぞれ3パターンのデザインを用意

両カードともに年会費は無料で、搭載する国際カードブランドは「Visa」、カード発行会社は三井住友カード。東京2020大会のチケット購入において使える決済カードはVisaのみとなるほか、大会期間中の会場内での買い物もVisaでの決済か現金の支払いとなるため各会場においても便利に使えるという。

国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法である「Visa 非接触IC 決済サービス」にも対応しており、本サービスに対応している店舗では、レジにあるリーダーにタッチするだけで、キャッシュレスで支払いが完了する。

カードデザインはクレジット、プリペイドそれぞれ3パターン。お祝いムードと伝統色という観点から、クレジットカードには東京2020大会のテーマカラーである「藍色」を、プリペイドカードには「紅色」を背景色とした。デザインは、エンブレムをモチーフにした落ち着いたデザインと、東京2020マスコットをモチーフにした可愛らしいデザイン(横型・縦型)を用意した。

東京2020公式ウェブサイトのカード申し込み専用サイトからのみ申し込みが可能。さらに、カードの申し込み手続きの中で、東京2020大会のチケット購入時に必要となる「TOKYO 2020 ID」の登録も行うことから、カード情報とIDが紐付いた形で発行されるため、チケット購入にも便利。なお、すでにIDのある人は、IDにログインした状態でカードを申し込むと、カードとIDを自動的に紐付ける事が可能となる。

観戦チケットが当たるキャンペーンも

カードの発行を記念して、東京2020組織委員会から入会者全員に限定オリジナルステッカーがプレゼントされる。

ビザ・ワールドワイド・ジャパンからの入会特典は、「抽選で当たる! 東京2020 オリンピック 観戦チケットキャンペーン」として展開。特に第一弾キャンペーンでは、1月21日~3月31日にカードに申し込んだ人の中から抽選で15組30名に、東京2020オリンピック競技大会の観戦チケット(競技は選べない)が当たる。第一弾キャンペーンのプレゼント申し込みは、2月25日午後からエントリー受付。今後も、第二弾・第三弾と展開され、全期間を通じ合計50組100名にチケットが当たる。

さらに、このクレジットカードで東京2020大会のチケットを購入すると、三井住友カードのポイント(ワールドプレゼント)が通常の2倍、同プリペイドカードで購入すると、チャージ残高への還元額が通常の2倍となる。