JR西日本は27日、おおさか東線北区間の新規開業にともない、各駅に適用する運賃について国土交通省近畿運輸局に認可申請などを行ったと発表した。おおさか東線は2019年3月16日のダイヤ改正に合わせ、新大阪~久宝寺間の全線が開業する。

  • 赤字が特定都区市内制度(大阪市内)の適用エリアを拡大する駅

同社によれば、今回はおおさか東線全線開業にともない、特定の都区市内を発着する場合の特例制度における「大阪市内」の適用エリア拡大について認可申請を行ったという。

この特例制度は大阪・東京など11都市内の駅とその都市内を対象に、中心駅(大阪市内の場合は大阪駅)からの営業キロが201km以上ある駅との区間の運賃に関して、その都市内の中心駅からの営業キロで計算するというもの。おおさか東線でこの制度が適用された場合、新規開業する北区間の各駅だけでなく、既存の南区間の各駅にも適用エリアが拡大される。

これにより、実際には大阪市外の駅である北区間の南吹田駅(吹田市)、南区間の高井田中央駅・JR河内永和駅・JR俊徳道駅・JR長瀬駅・衣摺加美北駅(いずれも東大阪市)も、特例制度において「大阪市内」の駅となる。久宝寺駅(八尾市)は特例制度の適用エリアに含まれない。

  • 2019年3月開業予定の南吹田駅(2018年11月の報道公開にて撮影)。所在地は大阪府吹田市だが、特例制度が適用されれば運賃計算において「大阪市内」の駅となる

あわせてJR西日本は、おおさか東線の新規開業区間について「大都市近郊区間(大阪近郊区間)に追加します」、同区間に適用する運賃について「現在、隣接する線区(JR京都線、学研都市線)に適用している大阪付近の電車特定区間の賃率により運賃計算を行います」と報告している。