お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、15日に放送されたTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 9:00~)に出演し、『M-1グランプリ2018』の最終決戦における投票を振り返った。

塙宣之

『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた塙。この日の放送でゲスト出演し、同大会にも出場したお笑いコンビ・かまいたちの山内健司が「塙さんは最終決戦で霜降り明星に入れていた。何が決め手だったのか」と質問した。

これに対して、塙は「やっぱり、その日の一番好きだった人に入れたんだけど」と明かし、続けて「入れた後に後づけでいっぱい生まれてきたけどね」と述べた。

相方の土屋伸之が「後づけ? やっぱり霜降り明星に入れて良かったという?」と聞くと、塙は「そう思うように…。やっぱり優勝して喜んでるし。自分の中で同じ点数だったら、やっぱり若い人の方がいいかなとか」と話しつつ、「霜降り明星は同じパターンが2つだから、同じパターンを評価したほうがいいのか、和牛みたいに色んなことをやってる人を評価するのか別れるじゃない」と難しさを明かす。

さらに「唯一、自分の中で救いになるのが、2008年に『M-1グランプリ』で最終決戦まで行ったんだけど、1票も入らなかったの。だからジャルジャルの気持ちもすごい分かるし。後は『THE MANZAI』で誰かが入れてくれたら優勝だったのよ。だから和牛の気持ちも分かるんだよね。その日、自分が一番ウケたと思っても、審査員が決めることだから、僕はそれに対して文句はないし。色んな人の気持ちが分かるから、その分つらかったよね」と明かした。

その上で、塙が「だけど、霜降り明星があんなに喜んでくれたからいいんじゃないかな」と語ると、土屋も「良かったと思うよ」と相づちしていた。