Google Playのテクニカルプログラムマネージャーを務めるSam Spencer氏は12月6日(米国時間)、「Android Developers Blog: Google Play services discontinuing updates for API levels 14 and 15」において、アクティブ利用のシェアが1%未満になっていることなどを理由として、Android 4 (Ice Cream Sandwich)に対するGoogle Playサービスのサポートを終了すると発表した。

今後のGoogle PlayリリースにおいてAndroid 4はサポートしないとしており、Play Services APK version 14.7.99以降のアップデートは提供されなくなると説明がある。

Net Applicationsの報告によると、2018年11月のモバイルオペレーティングシステムにおけるAndroid 4系のシェアはAndroid 4.4が2.15%で、これにAndroid 4.2の1.26%、Android 4.0の0.86%、Android 4.1の0.24%、Android 4.3の0.14%が続いている。Android 4系のシェアの合計は4.65%となっている。

iPhoneやiPadのオペレーティングシステムであるiOSはアップグレードが速く、新しいバージョンがリリースされると比較的すぐに最新版へアップグレードが行われる傾向が強い。一方、AndroidはiOSよりもアップグレードの速度が遅く、複数のバージョンが混在する状況が続いている。