函館朝市協同組合連合会とMAMORIOは共同で、MAMORIOの紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」及び専用アンテナ「MAMORIO Spot」を活用した「IoTお忘れ物自動通知サービス」を函館朝市で12月5日から提供すると発表した。

「IoTお忘れ物自動通知サービス」は、ユーザーが「MAMORIO」を購入し(3,980円(税別))、所持品(鍵・財布等)に取り付けるとともに、専用アプリ「MAMORIO」をスマートフォンにインストールし、登録することで利用できる。

「MAMORIO」を取り付けた所持品を紛失した際、その忘れ物がMAMORIO Spotが設置された駅や商業施設の落し物センターに届けられ、「MAMORIO Spot」によって電波が検知されると、「MAMORIO」の位置情報を受信し、位置情報を自動的にユーザーのスマートフォンへ通知する。

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このサービスは既に鉄道各社や商業施設等でも導入を行っており、函館朝市以外の「MAMORIO Spot」にお忘れ物が届けられた場合でも、その位置情報が通知されるという。

通信方法はBluetooth 4.0で、有効距離は約60m。

同社によれば、2018年11月現在で鉄道15社101路線、バス5社463系統で導入されているという。