女性デュオのKiroroが28日、千葉・幕張メッセから生放送中の日本テレビ系音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2018』(19:00~21:54)の本番後に取材に応じた。

  • Kiroroの金城綾乃(左)と玉城千春

名曲「未来へ」を披露したKiroro。玉城千春は「ハッピーなウエディング・ソングということで今日は呼んでいただけたので、皆さんのハッピーな瞬間にKiroroの曲が流れてくれてうれしいです」といい、金城綾乃も「本当に皆さんに聴いていただいているのを今日また実感できたので、この歌を大事に歌い継いでいきたいなと思います」と、気持ちを新たにした。

今年で20周年のKiroroだが、これまでを振り返っての心境を聞かれると、金城は「半分は子育てだったので、20周年って言っていいのか…」と謙そんしながら、「スタッフの皆さん、ファンの皆さんに支えられたから迎えられたと思ってますので、家族のことも大切にしながら、音楽活動もやっていけたらいいなと思います」と抱負。

自身がテレビで活躍する姿に、子供は驚いているそうで、玉城は「AKBさんとか一緒に出ててうらやましいなって言われます」と笑顔を見せ、金城は「私は(歌が)上手だったよって息子に言われます(笑)」と苦笑いした。

今年は、沖縄の同郷で同時期にも活躍した安室奈美恵さんの引退もあったが、玉城は「同い年で彼女がデビューしたのも全部見て追いかけてきたので、ずっとずっと私の憧れです」とコメント。金城は「自分の思いを貫いて、すごさを肌で感じました。自分たちも等身大で、自分たちなりにやっていけたらなというのも同時に感じました」と話した。

そして、来年の目標を聞かれると、玉城は「今年20周年だったので、去年から曲作りをしたりアルバムも出して久しぶりにいっぱい動いたので、ゆっくりゆっくりしたいな」、金城も「ゆっくりやっていきたいと思います」と、最後まで“Kiroro節”で取材陣をホッコリさせてくれた。