理経は11月28日、映像解析ソリューションを提供するフューチャースタンダードと共同で東急テクノシステムが同24日から東急池上線雪が谷大塚1号踏切において行う、踏切の安全性向上を目的としたAIを用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験に協力するとを発表した。

実証実験は2019年5月末までを予定し、使用するシステムでは踏切に設置された監視カメラの映像から、踏切内の異常をAIを用いた映像解析プラットフォーム「SCORER(スコアラー)」で検知。

  • システム完成後のイメージ

    システム完成後のイメージ

付近を走行中の電車の運転士や運行管理者などに、警告とともに映像を2秒以内に伝送することを目標としている。

  • 実証実験のイメージ(カメラ2台を設置)

    実証実験のイメージ(カメラ2台を設置)

理経は踏切監視カメラと映像伝送技術、AI技術を組み合わせた同システムの実証実験に協力し、サーバなどへの映像伝送とAIによる映像解析の性能確認などを行う。