お笑いタレントの明石家さんまが、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(毎週土曜23:10~)で、YouTuberは「敵」と話した。

明石家さんま

明石家さんま

今回、“カジサック”としてYouTuberデビューしたお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太がゲスト出演。梶原は、19年末までにチャンネル登録者数が100万人に届かなかったら芸人を引退すると宣言し、注目を集めている。

さんまは、YouTuberについて「敵やないかい! テレビでこれからお笑いやっていこう、頑張ろう、テレビを1人でも多く見てほしいという人間は、YouTuber敵やねん」と敵視。若い人たちから『踊る!さんま御殿!!』も『さんまのお笑い向上委員会』も「YouTubeで見ました」と言われるそうで、「それをなんとか1人でもテレビつけさすために、俺らテレビで生きてきた人間は…」と思いを語った。

梶原は「だからなんですよ。YouTubeで活躍してスターになって、テレビ見なくなった小中高生たちをもう1回テレビに戻したいっていう思いがあるんです」と言うも、さんまは「ほなYouTuberやるのおかしい。テレビで頑張ったらええねや」と意見。梶原が「いや、テレビにもう隙がないんですよ」と言うと、さんまは芸人たちを見て「隙あるよ。隙だらけ」と笑い、「やめてください!」という声が上がった。

梶原はまた、「あと、今のテレビ、コンプライアンスとかいろいろあるじゃないですか。YouTubeは世界にも届きますし、テレビじゃできないこともできたりする」とも言い、これにはさんまも「まあな、それはそうやねんけど」と同調。するとFUJIWARAの藤本敏史が「かっこつけんなや! 金ほしいからやろ?」とツッコんだ。