人気のバーチャル・シンガーである初音ミクが、10月26日~28日に浜離宮恩賜庭園で行われた「東京150年祭」に出演した際に販売され、全日即完売となった東京150年祭公式初音ミクグッズの追加生産、再販が決定した。

「東京150年祭」において、「刻を遊ぶ時空の旅~初音ミク Links Tokyo150~」と題されたプログラムは、庭園内の潮入の池に、幅30m×高さ15mのウォータースクリーンを設置して初音ミクを投影。ミクが明治、大正、昭和、平成のファッションとともにこれまで150年の間に生まれた39曲の楽曲をメドレー形式で歌唱し話題となった。

東京150年祭公式初音ミクグッズは、全日即完売となったため、入手できなかったファンからの再販の声が大きく、主催である東京都の特別な配慮をふまえ、発売元の日本コロムビアが、すべてのグッズについて受注予約生産の再販を行うことを発表。受注予約は本日より11月30日まで、日本国内は日本コロムビアのECサイト「コロムビア・ミュージック・ショップ」、海外の希望者は「東京オタクモード」のサイトにて注文が受け付けられる。

さらに、11月11日には川崎のカルッツかわさきホールにて、150年祭で音楽監督を務めた名ジャズプレイヤー・佐藤允彦をメインプレイヤーに迎え、初音ミクと巡音ルカをメインボーカルとして展開するLIVE「かわさきジャズ2018 Jazz, Anime & Internet Songs vol.1」の開催が予定されている。

ミク&ルカが佐藤允彦バンドの演奏で、数々のジャズ・ボーカルナンバーに挑戦するほか、ミクとルカのVOCALOID楽曲のジャズ・バンドアレンジも披露される。オープニングアクトの、さとうもか with 初音ミクでは、この秋youtubeなどで公開され話題となった『初音ミク with さとうもか/スキップ』や、お洒落なアニメソングも演奏される予定。

会場ではチケット購入者限定グッズも販売されるが、人気のイラストレーター・Rellaの描いたビジュアルを用いたラインナップを中心に、ミク&ルカのアクリルキーホルダーのガチャが設置されるほか、ジャズライヴでありながら、12色可変でミク&ルカ色も設定可能なペンライトも販売される。主催側は、「他のお客様のご迷惑にならない範囲で自由に振っていただけます」とコメントを寄せている。そして新たに、グッズにも使用されるミク&ルカのジャズをデュエットする新たなビジュアルが公開されたので、こちらもチェックしておきたい。

illustration by Rella
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