東武鉄道は12月2日、南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)で「2018東武ファンフェスタ」を開催する。普段は立ち入れない南栗橋車両管区を開放し、各種見学や体験、車両撮影会など鉄道にまつわる催しを多数実施する。

  • 昨年の「東武ファンフェスタ」の様子

今年は事前応募制でSL検修庫見学会も実施。イベント当日は「SL大樹」として運転している蒸気機関車C11形207号機が定期検査のためSL検修庫に入場しており、蒸気機関車を間近で見学できる。事前応募制のイベントとしてはその他、運転シミュレータや模擬駅の体験、車両洗浄線乗車体験、軌陸両用型架線作業車乗車体験などを行う。応募方法は東武鉄道ウェブサイトで確認できる。

11時から実施する車両撮影会には、昨年から運転開始した特急車両500系「リバティ」や通勤車両70000系など7編成が登場予定。埼玉県立春日部工業高等学校が製作した「ミニリバティ」の体験乗車も予定されている。プラレールの巨大ジオラマ展示と即売会、運転台見学、制服着用体験、働く自動車の展示などの催しも用意している。

鉄道グッズの販売もあり、東武鉄道運転士用カバンのレプリカ2種類(70000系デザイン仕様・黒色革製仕様)各20個をはじめ、会場限定のグッズなどが購入できる。

旅行会社企画による、東武ファンフェスタをより楽しめるツアーも発売。東武トップツアーズは特急車両500系「リバティ」で館林駅から会場まで直行する臨時列車ツアー、小田急トラベルは小田急沿線からイベントに参加する人に向けたツアーをそれぞれ実施する。両ツアーとも、優先的に車両撮影会に参加できる特典が付く。