女優の谷村美月と水上京香が、あす27日に放送されるカンテレのドラマ『大阪環状線 Part4 ひと駅ごとのスマイル』(10:25~10:55 ※関西ローカル)で初共演を果たす。

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    水上京香(左)と谷村美月=カンテレ提供

JR大阪環状線の各駅を舞台にした10話のオムニバスドラマの同作。2人が共演するのは「森ノ宮駅編“別れをなびかせて歩く」で、物語は、中学時代に同じ吹奏楽部に所属していた渚(谷村)と楓(水上)が、森ノ宮駅前の交差点で偶然再会する場面から始まる。

互いの印象について、谷村は「写真で見るよりも身長が高くて驚きました!(笑)」といい、「『幼い頃からこの世界で仕事をしたくて、この世界のことが学べる大学に行った』というお話を聞いて、『自分から行動していることがとても素晴らしい』と思いました。今後の自分の取り組みになるヒントをいただいた気がしました。あと、頭の回転が速い方ですね」と感心。

一方の水上は「すごく優しくてフワフワされている印象です」と話し、「植物の話をした時に、私と観点が違い、面白い見方をされているなと思いました。(役の2人は)当時は仲良くなかったけれど、大人になって話せているのは、そういった部分の微妙な違いが、お互いに気づかなかったことを気づかせてくれたからなのだと思いました」と、谷村との関係を、劇中の役での関係性になぞらえて語った。

また、ドラマのタイトル“ひと駅ごとのスマイル”にちなみ、笑顔になれる瞬間について尋ねると、谷村は「お腹が空いているときは、笑っているんじゃないかなと思いますね(笑)」と回答。水上は「撮影期間中(今年6月下旬)に妹から送られてきた、実家のネコの動画」だそうで、「ぐてぇ~と、扇風機の前を占領している動画だったのですが、うれしくなったというか、つい笑ってしまい、連続再生して見てしまいました(笑)」と、振り返っていた。

そして、今作の見どころについては「私もそうでしたけど、学生の頃って仲良くなった友達と、仲良くならなかった友達がいて、その背景には“きっかけ”があるんだろうなって、気づくことがあるんです。この物語では、それがよく分かると思います。特に最後のシーンは、2人の関係性を表しているので、見どころです!」(谷村)、「人が取り繕って隠していた色々なものが爆発して、様々な感情が交差していて、『なんか、わかる!』と共感してもらえる部分がたくさんある作品になっていると思います。2人ならではの空気感が伝わる作品になっていると思うので、たくさんの方に観ていただけたらうれしいです」(水上)と、呼びかけた。

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