OpenBSD Journalに10月18日(オランダ時間)に掲載された記事「OpenBSD Foundation gets a second Iridium donation from Handshake!|OpenBSD Journal: A resource for the OpenBSD community」が、OpenBSD FoundationがHandshakeから10万ドルを超えるイリジウムレベルのドネーションを受け取ったと伝えた。

Handshakeは8月にもOpenBSD Foundationへ大規模ドネーションを実施している。Handshakeからの2度のドネーションを受けて、OpenBSD Foundationの予算状況はこれまでで最も良好な状態になったようだ。

  • 2018年に設定した予算を超える寄付が集まったことを示す進捗バー - 資料: OpenBSD Foundation提供

    2018年に設定した予算を超える寄付が集まったことを示す進捗バー - 資料: OpenBSD Foundation

これら寄付金は今後数年間にわたって、OpenBSDのさまざまなプロジェクトに対する資金として活用される。OpenBSD Foundationでは寄付金をプロジェクトの運用に必要になる経費やプロジェクトの支援金などに充てプロジェクト活動を支援を行っている。

一定規模以上のオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトは活動を支えるために非営利のファウンデーション組織を持っていることがある。ファウンデーションが寄付金を募り、集まった寄付金をプロジェクトの運営に充てるといった形態を取る。毎年ある程度の募金を集めることができるファウンデーションは比較的安定した支援を実施している。