9月末でテレビ朝日系報道番組『報道ステーション』(毎週月~金曜21:54~)を卒業し、10月2日よりインターネットテレビ局・AbemaTVの報道番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~23:00)の司会進行を務めるテレビ朝日の小川彩佳アナウンサーにインタビュー。前編、後編に分けて掲載する。

  • 小川彩佳アナ

    小川彩佳アナウンサー 撮影:蔦野裕

後編では、小川アナの熱弁が聞けるのはどんなテーマなのかという話に。「私はロックが好きなので、音楽についても語れたら」と照れくさそうに話す小川アナ。会ってみたいアーティストについて、「一度はポール・マッカートニーさんにインタビューしてみたい」という願望も明かしてくれた。

休日の過ごし方を聞くと、1日に3、4本見ることもあるというほど映画好きな一面が。さらに、最近ギターの練習もしていると告白。番組の中でお披露目する日が来るかも!? 最後には、あらためて地上波テレビとネット配信の違いをどう感じているか、そして、『AbemaPrime』での目標、アナウンサーとしての目指すところも聞いた。

  • 小川彩佳アナ

「ロックが好き」小川アナの密かな野望

――『AbemaPrime』では、「自分の言葉で自分の考えを話す」というのが大きな挑戦とのことですが、前任の小松靖アナはももいろクローバーZさんについて熱い思いを語っていたのが印象的でした。小川アナも、ご自身の好きな人やものについて語るのかな?と勝手に想像しています(笑)

小松さんがももクロさんに抱いている愛は、ものすごいですよね。その思いと同等のものが私の中にあるかわからないですが(笑)。でも、私はロックが好きで、『報道ステーション』ではそれを語るような場面は1ミリもなかったので、折に触れて必要な時にはそんな話もできたら楽しいなと思っています。

――野外の音楽フェスにも行かれるそうですね。今年はどこか行きましたか?

フジロック(フェスティバル)に行きました。ボブ・ディランを生で見ることができて、めちゃくちゃかっこよかったです。

――そうだったんですね。ほかに好きなアーティストはいますか?

ロックを好きになったきっかけがボン・ジョヴィだったので思い入れがあるアーティストです。あと昔からビートルズも好きで、一度はポール・マッカートニーさんにインタビューしてみたいですね。

――よく来日されているので、チャンスがあるかもしれないですね!

そうなんです! 『報道ステーション』でチャンスがあったんですけど、どちらも直前でキャンセルになってしまって。

――体調不良で日本公演が中止になったときもありましたね。

私、実はそのときの公演のチケットを持っていたんです。キャンセルになってしまったのが、残念でした。

――ぜひ『AbemaPrime』でインタビューが実現するといいですね。

実現したら最高ですね。

  • 小川彩佳アナ

休日は映画三昧! 最近はギターの練習も!?

――音楽好きというのがとても伝わりましたが、休日はどのように過ごすことが多いですか?

映画が大好きなので、家で映画をよく見ています。NetflixやHuluなど全部入っていて、1日3、4本見る日もあります。映画オタクなんです(笑)

――最近はどんな映画を見ましたか?

去年公開された映画ですが『ゲット・アウト』がおもしろかったです。日本未公開作の『マザー!』は衝撃的でした。あと、『仁義なき戦い』は昔から大好きで定期的に見ていますし、『007』シリーズも好きで。男性がしぶくてかっこいい映画に惹かれるのかもしれません。

――『仁義なき戦い』がそんなにお好きとは!

そうなんです(笑)。映画以外だと、最近はギターを…。8年くらい前にアコースティックギターを買ったんですが、上手に弾けるようになるまで練習が続かず、ホコリをかぶった状態になっていました。ただ、ギターを抱えている写真が、私のブログのトップページに載っていて、それを見た『AbemaPrime』のスタッフから「番組のPR素材を撮るときにエレキギターを弾いてほしい」と言われて、「そもそもギターそんなに弾けないんです」と伝えると、「あの写真はフェイクなんですか?」と切り返され、ぐうの音も出ず。これはダサいなと思い、ちゃんとやらなきゃなという気持ちになりました。

実家に弟が使っていたエレキギターがあったので、それを触っていたら楽しくなってきて、1曲弾けるようになろうと練習するようになりました。結局、番宣ではギターを使わないことになってしまったのですが、かっこよく弾けるようになりたいという願いを込めつつ、最近ちょっと弾いています。

――もう1曲弾けるようになりましたか?

いえ、まだ途中です。

――番組の中でぜひお披露目してほしいです。楽しみにしています!

もし弾けるようになったら。なんともいえない楽しみで申し訳ないですけど(笑)

  • 小川彩佳アナ

ネット世代の感覚をつかむための日々の努力

――地上波とインターネットテレビの違いは意識されますか?

おそらくインターネットテレビは、最先端で新しいことに敏感でなければいけないと思います。地上波とは違うものを求めていたり、若い視聴者の方が多いと思うので、『報道ステーション』の時とは違った感覚、違ったアンテナを研ぎ澄ませないといけないなと。これまで見ていなかった雑誌やウェブサイトも積極的に見ようと思っています。また、『AbemaPrime』に関しては、ニュースの渦中にいる当事者が出演してくださることが多いので、その時は時間を無駄にすることなく、お話を引き出せたらと思います。

――若い世代向けの情報を得るために、見るようになったものはありますか?

新聞を読まずにキュレーションアプリでニュースをチェックしている方が多いと聞いたので、どういうニュースを見ているのかな?とアプリを見るようになりました。あと、大学を卒業したばかりのいとこに、「流行ってることは何?」、「こういう音楽はどう?」などと話を聞くようになりました。

大きな目標は設定せず一つ一つ

――『AbemaPrime』でのご自身の目標がありましたら教えてください。

自分がどのくらい番組に慣れていけるかというのがあまりにも未知数で、目標を語るまでに至っていないのですが、「オトナの事情をスルーする」という番組のキャッチフレーズ通りの気持ちで、新しい情報をお届けできたらと思っています。「こういうのが出てきたらしい」「こういう人たちがいるみたい」と知られ始めた時には、すでに『AbemaPrime』が取り上げているというのを目指したいなと。以前から番組として目指しているところだと思いますが、自分も加わってアンテナを研ぎ澄ませていきたいです。

――今後のアナウンサー人生の目標はありますか?

これから年を重ねていくうちに見えてくる景色も変わってくると思いますし、これまで地上波の番組にどっぷり浸かっていたことから考えると、また違う景色が見えてくるのかなと思っています。折角与えていただいた機会なので、人生に巡ってくるいろいろな段階で見える新しい景色を一つ一つ楽しみながら吸収し、自分が語れることを一つ一つ増やしていきたいなと思います。

――目標を設定するというより、目の前の一つ一つに立ち向かっていくということですね。

そうですね。大きな目標は、イメージはしても設定はしないです。それよりも目の前のことに全力で向き合うというのを大切にしたいですし、目の前で起きていることに真摯でありたいなと、その積み重ねだと思っているので、これからも一つ一つ成長していけたらと思います。

  • 小川彩佳アナ
■プロフィール
小川彩佳
東京都出身。青山学院大学卒業後、2007年4月にテレビ朝日に入社。2011年4月より『報道ステーション』の3代目サブキャスターに就任し、2018年9月28日をもって卒業。2018年10月2日より、インターネットテレビ局・AbemaTVの報道番組『AbemaPrime』の司会進行を務める。海外在住経験もあり、TOEIC915点、スペイン語検定4級と語学堪能。趣味は映画・音楽鑑賞など。
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