JR西日本は16日、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)に伴う運転計画と復旧状況(10月16日14時時点)について発表した。呉線安浦~安芸川尻間の運転再開予定日が10月28日に決まり、さらに呉線・福塩線・芸備線の一部区間で運転再開の見込み時期が繰上げとなる。

  • 西日本豪雨に伴う運転再開見込み(10月16日14時時点)

10月28日に運転再開する呉線安浦~安芸川尻間に関して、JR西日本広島支社によれば、運転再開後も通常より列車本数を減らしての運転や徐行運転を行うため、通常より時間がかかる場合があるとのこと。同区間の運転再開にともない、呉線における代行バスの運行区間は三原駅~安浦駅間に変更される。

この1週間で山陽本線は全線運転再開し、福塩線は10月18日に上下~吉舎間の運転を再開(部分運転を実施)する予定。復旧工事の進捗に伴う一部区間における運転再開の見込み時期の繰上げも発表され、呉線三原~安浦間、芸備線備後落合~備後庄原間、福塩線の府中駅~上下駅間がそれぞれ12月中に運転再開する見込みとなった。

芸備線三次~狩留家間は被災時期から運転再開まで少なくとも1年以上を要する見込みで、「復旧工事着手に向け現在協議中」とされている。