秩父鉄道は10日、蒸気機関車の不具合で運休となっている「SLパレオエクスプレス」の代替として、電気機関車が客車を牽引する「ELパレオエクスプレス」を10月12日から運転すると発表した。

  • 「ELパレオエクスプレス」イメージ

運転日は10月12日から11月25日までの金・土・日曜日と11月14日の計22日間。10月14日は「鉄道の日」を記念し、「EL鉄道の日記念号」として特別なヘッドマークを掲出して運転されたという。「埼玉県民の日」である11月14日は「EL埼玉県民の日号」として、特別なヘッドマークを掲出して運転される。その他の日も「ELパレオエクスプレス」のヘッドマークを掲出する。

運転時刻と本数は「SLパレオエクスプレス」と同じで、平日・土休日ともに熊谷~三峰口間を1日1往復運転。平日は下りが熊谷駅10時12分発・三峰口駅12時45分着、上りが三峰口駅14時発・熊谷駅16時20分着。土休日は下りが熊谷駅10時10分発・三峰口駅12時50分着、上りが三峰口駅14時3分発・熊谷駅16時18分着。電気機関車・12系客車4両編成・電気機関車の列車編成で運転される。

  • 「ELパレオエクスプレス」ヘッドマークイメージ

「ELパレオエクスプレス」は予約不要で、乗車区間の乗車券のみで乗車可能。乗車駅窓口で特別乗車記念証がもらえる。荒川橋梁(上長瀞~親鼻間)では荒川の迫力ある景色が楽しめるように徐行運転を行う。