10月2日に配信が始まったWindows 10の大型更新プログラム「Windows 10 October 2018 Update」(Redstone 5)だが、日本時間の2018年10月7日午後7時の時点で配信が止まっている。

  • MicrosoftのWebサイトから

Microsoftのアナウンスによると、Windows 10 October 2018 Updateの適用後、一部のファイルが消えるとの報告がMicrosoftに寄せられ、調査の段階で全ユーザーに対して配信を一時停止しているという。

問題が公開された時点では、どのようなファイルが失われるのか、また失われる可能性があるのかなど、詳細は明らかになっていない。ただ、Microsoftコミュニティのユーザー投稿では、「ドキュメント」フォルダ内のファイルが消えたという悲痛な書き込みが多く見つかれる。ちなみに筆者は、10月5日の深夜に3台のPCを手動でアップデートしたが、今のところファイル消失には遭遇していない(時間が経過してファイルが消えたら、それはそれで恐ろしいが)。

Microsoftは、すでにWindows Updateや手動で適用済みの場合は環境をチェックして、不足しているファイルがあったり、そうしたファイルに問題があったりするときは、各国のMicrosoftサポート窓口に問い合わせるように呼びかけている(電話窓口もある)。

なお、Windows 10 October 2018 Updateの手動ダウンロードを提供している「Windows 10のダウンロード」ページでも、最新のアップデートが「Windows 10 April 2018 Update」に戻っている。