富士通コネクテッドテクノロジーズ(FCNT)は9月14日、IoTサービス全体での連携が容易かつ親和性が高いという、Android Things及びGoogle Cloud PlatformをベースとするIoT製品開発支援サービスを提供開始すると発表した。

  • IoT製品開発支援サービスのイメージ

新サービスは、同社が持つという100以上の技術情報ドキュメントに加え、多様なAndroid製品開発で培ったノウハウを凝縮したといい、開発環境の構築から設計・製造・試験・保守までをカバーしているという。

同サービスの利用により、ユーザー企業はアプリケーション開発に注力でき、短期間でのIoT製品やサービスの市場投入が可能になるとしている。

同社は同サービスにおいて、「IoT製品開発のノウハウが無い」「コストや時間を削減したい」といったユーザー企業に対し、開発サポート、端末パッケージ提供、クラウドパッケージ提供の3つのサービスを、単独または組み合わせて提供することで問題解消に貢献するという。

開発サポートでは、ユーザー企業が実施するソフトウェア開発に対して、技術情報の提供、Q&A対応、システム設計のコンサルティングなどのサポートサービスを提供。

端末パッケージ提供では、IoTデバイスにおける周辺デバイス制御(カメラ、センサ、GPSなど)やAI処理(人認識、顔認識) に必要なライブラリを提供するという。

クラウドパッケージ提供としては、画像認識結果の可視化や音声のテキスト化を行うクラウド上の機能を提供する。

なお、音声テキスト化機能は2018年10月以降にリリース予定としている。