タレントの所ジョージと予備校講師の林修が出演するABCテレビ・テレビ朝日系バラエティ番組『ポツンと一軒家』が、10月からレギュラー化することが16日、分かった。毎週日曜(19:58～)に放送され、現在放送中の『ビートたけしのスポーツ大将』はスペシャル番組として継続する。
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林修(左)と所ジョージ＝ABCテレビ提供
この番組は、日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家へ、衛星写真だけを手がかりに訪ねていくというもの。これまで、日曜ゴールデン帯で単発番組として放送され、15.5%(17年10月12日)、13.0%(18年1月14日)、12.8%(3月25日)、13.8%(5月27日)、13.4%(6月3日)、13.8%(7月1日)と高視聴率を獲得してきた(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。
所は「これまで、毎月のように特番放送をしていたので、我々はレギュラー化と聞いてもピンとこないですが…」と言いながら、「今の捜索隊の服装はあ まりにもカジュアルで、聞き込みされた方や一軒家の方も『誰だよ!?』って不安になると思うので、伺った村で『あ!ポツンと号が来たぞ!』ってウワサになるくらいの装備はしてもらいたいと思います」と注文。
林も「レギュラー放送となっても違和感がないというのが正直な感想です。ただ、毎週放送となるので、ポツンと建っている一軒家の数が足りるのかどうか…」と不安を漏らしつつ、「ポツンと一軒家での暮らしを見ていると、さまざまな生き方があることを改めて思い知らされます。自分にはとても無理だな、と思われるような暮らしのなかに、必ずと言っていいほど感動もありますしね」と見どころを語っている。
ABCテレビの植田貴之チーフプロデューサーは「スタッフは衛星写真だけを頼りに 日本全国を駆け回っておりますが、住人にたどり着く確率は1割ほど…」と裏話を明かしながら、「それだけに出会ったときの感動が画面を通して伝わっていると思います。さまざまな人生観を毎週味わってくださることを期待します」とメッセージを寄せている。
テレ朝系の日曜20時台は、昨年11月からテレ朝制作の『ビートたけしのスポーツ大将』が放送されてきたが、『ポツンと一軒家』のレギュラー昇格で、同じく所と林が出演していた『人生で大事なことは○○から学んだ』以来、約1年ぶりにABC制作に戻ることになる。
なお、ビートたけしは来年1月から、裏番組のNHK大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺』で、古今亭志ん生として語り手を演じることが決まっている。
