映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の完成披露試写会が9日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベスが登場した。

  • 左から吉沢亮、ムロツヨシ

    左から吉沢亮、ムロツヨシ

同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。

なぜか登場時の場所から端に移動したムロは「センター気味にはふさわしくないということで、こそっと移動してくれと言われて」と暴露。また真選組のかっこよさを褒めた菅田が「今回の吉沢亮はすごかったよ?」と言うと、視線を受けたムロが得意げに。「お前じゃない」「いつもお亮の隣なんだよ」とつっこまれていたが、何度も真選組の一員のようにトークしていた。

福田監督から「言っていいんだぞ、自分どうだった?」と振られた吉沢は、「言っていいんですか? めっちゃかっこよかったっす」と決め、客席も大盛り上がり。一方、クールな"土方"とヘタレの"トッシー"を演じた柳楽は「トッシーの方が近いので楽しかったしやりやすかったです!」と明かす。ムロが「変わり目、かっこいいね!」と吉沢に寄り添いながら柳楽を褒めると、福田監督が「何でいちいち吉沢亮に触るの?」とつっこみ、ムロは「お亮だからじゃない! 隣の人触る癖があるの!」と弁解していた。

真選組の伊東鴨太郎役で福田組初参加となった三浦は、「ワイヤーアクションで、(中村)勘九郎さんが下を向いて、1ページくらいのセリフを喋る。ただでさえ辛いのに勘九郎さんは逆立ちになって長台詞で、血がのぼるし、セリフが飛びそうになるんですよ。それをバシッと決めていただいて、そこも見所です」と真摯に語る。しかし福田監督から「春馬も普通に泣いてるもんね」と言われると、三浦は「泣いてる? 泣いてないよ! 泣いてましたっけ!?」と反論。急な2人のやり取りに、ムロは「もう少しで終わりますからね」と客席に説明した。

また、アクションでは橋本と共闘するシーンがあった吉沢。「2人で戦って、スピード感も合わせなきゃいけなかった。練習が1回だけしかできなくて。僕がスタジオを間違えて全然違う場所に行って40分くらい遅刻してしまい、2人で合わせられたのも15分くらい」と明かすと、客席からも驚きの声が上がる。

福田監督は「そんなスタジオを間違っちゃうのも込みで、吉沢亮なんだよな」と頷き、「お亮、スタジオ間違えちゃったんだって……」と女子っぽく前振り。吉沢がきっちりパスを受け、「そこがかわいい、ということになっちゃうのかなあ?」とキャラを作ると、会場も大爆笑。菅田が「あいつ、ずっとあのまま行くつもりなのかなあ?」とつっこむと、吉沢が「そろそろやばいっすかね」と心配し、菅田は「やばくないやばくない。ちょっと深酒が増えそうな感じがする」と予想していた。

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