Microsoftはこのほど、2018年秋に公開を予定している次のWindows 10アップデートにうるう秒対応機能を追加することを明らかにした。同様の機能はWindows Server 2019にも取り込まれ、どのような機能が追加されるかは「Top 10 Networking Features in Windows Server 2019: #10 Accurate Network Time|Networking Blog」で紹介されている。

時刻の秒は通常0から59まででカウントされる。59秒の後は次のように繰り上がりつつ0に戻る。

  • うるう秒対応なし - 資料: Microsoft提供

    うるう秒対応なし - 資料: Microsoft

  • うるう秒対応なし - 資料: Microsoft提供

    うるう秒対応なし - 資料: Microsoft

これまでに実施されたうるう秒調整は1秒追加する正のうるう秒だった。Microsoftによると、上記のページでは次のように59秒のあとに60秒を追加する方法で、うるう秒を追加した場合の動作例が掲載されている。

  • うるう秒対応あり - 資料: Microsoft提供

    うるう秒対応あり - 資料: Microsoft

  • うるう秒対応あり - 資料: Microsoft提供

    うるう秒対応あり - 資料: Microsoft

  • うるう秒対応あり - 資料: Microsoft提供

    うるう秒対応あり - 資料: Microsoft

これまで実施されていないが、逆に1秒削除する方法で調整を行う負のうるう秒も定められている。負のうるう秒の場合、59秒が削除され0から58まででカウントを行うようにする。上記の例であれば、4:59:58の後が4:59:59ではなく5:00:00になることで調整が行われる。