オウケイウェイヴは7月13日、エストニアに本社を持つGホールディングスと、自動車の車輪に補助輪をつけて回転させて発電し、仮想通貨マイニングなどにも利用できる電力として使用する「マイニングカー」事業やエネルギー関連プロジェクトを共同展開していくことで合意したと発表した。

  • 「マイニングカー」のイメージ

今回の合意では、Gホールディングスの持つ、カーボンナノホーン技術をベースとする、エネルギー効率を最⼤化する特許技術をもとにした「Earth Power」という素材関連技術を自動車の駆動部や電動部に用いることで、最大で1000倍以上のエネルギー効率化(電動率が銅に比べ最大1000倍以上の可能性)の実現の可能性を追求していく。

両社は、「Earth Power」を利用したプロジェクトの第1弾としてマイニングカーの推進事業を共同展開する。マイニングカーは、今まで実質的に捨てられてきた形の自動車の走行時の余剰エネルギーを利用した、エネルギー資源の持続可能性、環境にも配慮したスキームの製品。

オウケイウェイヴは、製品の販売、特許販売の総代理店になり、販売部門の事業を進める。製品製造などのプロダクション面のコーディネーションはGホールディングス社が進める。