東北電力は7月11日、新たなサービスの開発に向けて、IoTやAIなどの技術やコミュニケーションロボットなどを活用したサービスの検証に取り組む「よりそうスマートプロジェクト」を開始すると発表した。

同プロジェクトでは、「コミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した生活アシストサービス」と「家電別の省エネアシストサービス」の検証を行うことが決まっている。

生活アシストサービスでは、「BOCCOを活用した家族間のコミュニケーションサポートサービス」「事前に設定した室内温度に達した場合、BOCCOが自動で発話したり、外出先のご家族にスマートフォンで通知したりするサービス」「気象情報や室内の温度・湿度を踏まえ、最適なエアコン稼働時間を予測するシステムを活用しエアコンの自動操作を行うサービス」を提供する。

  • 「生活アシストサービス」のコミュニケーションサポートサービス

  • 「生活アシストサービス」のエアコン操作アシストサービス

  • 「生活アシストサービス」のエアコン操作アシストサービス

家電別の省エネアシストサービスでは、スマートメーターで計測したデータ(30分ごとの電気のご使用量)から、家電別の電気のご使用量を推定するシステム※3を活用し、お客さまの省エネ・省コストにつながる家電の使い方をアドバイス(メールやLINEで配信)する。

新たに開発するサービスの利便性や実用化に向けた課題などについて検証するため、同日より7月29日まで、プロジェクトに協力してもらうモニターを募集する。