京都鉄道博物館は5日、今夏開催する特別展「新幹線変形ロボ シンカリオン×(クロス)京都鉄道博物館」に合わせ、スタンプラリーや工作教室など多数のコラボイベントや関連イベントを開催すると発表した。

  • 特別展「新幹線変形ロボ シンカリオン×京都鉄道博物館」ポスター
    (C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS

特別展「新幹線変形ロボ シンカリオン×京都鉄道博物館」は7月21日から9月9日まで開催。『新幹線変形ロボ シンカリオン』の番組紹介をはじめ、シナリオ・絵コンテ展示、「シンカリオン E5はやぶさ」等身大ヘッド展示、玩具・グッズ紹介、作品中に登場する「新幹線超進化研究所 京都支部」をジオラマ模型で再現した展示などを実施する。

アニメとのコラボイベントとして、スタンプラリーと「シンカリオン N700A のぞみ」「シンカリオン E7 かがやき」撮影会も開催。スタンプラリーでは、本館2階キッズパークの受付でスタンプラリー用紙を受け取り、館内4カ所のスタンプを集めると、特製シールが1人1枚プレゼントされる。

撮影会は本館3階ホールに展示されるシンカリオンと一緒に記念写真を撮影できる(カメラは各自持参)。「シンカリオン N700A のぞみ」の撮影会は7月21~24日と7月26~29日、「シンカリオン E7 かがやき」の撮影会は8月24~26日と9月1~2日に行われ、開催時間は10~16時となっている。

関連イベントでは、展示品解説セミナー「昔の駅の駅員体験」、親子の理科工作教室「新幹線のお話とペーパーモデルづくり」、夏の工作「SLミニナンバープレートを作ろう」を開催するほか、土曜日・日曜日・祝日限定で展示車両の車内公開も行われる。

「昔の駅の駅員体験」は2つのテーマに別れて、往時の改札の解説と改札鋏による入鋏体験が行える「切符体験」、手小荷物(運賃が発生する荷物)についての解説と荷物切符作成を体験できる「手小荷物体験」を行う。7月21・22日にそれぞれのテーマを各日2回開催し、定員は各回先着20名。参加する際、各回30分前から配布する整理券が必要となる。

「新幹線のお話とペーパーモデルづくり」では、東海道・山陽新幹線で活躍しているN700系のペーパークラフトモデルを作成するほか、日本で初めて300km/hでの営業運転を実現した500系の解説も。8月4日の11時と14時30分からの2回開催され、定員は各回先着20名。小学生が対象(保護者同伴)となる。

「SLミニナンバープレートを作ろう」では、SLのナンバープレートを模した小さな木型から粘土を用いて型をうつし、そこに石膏を流し込んでミニナンバープレートを製作する。完成したミニナンバープレートは記念に持ち帰ることができる。8月8~10日の10~16時に開催(12~13時は休止)され、製作に約30分、乾燥に約30分かかるとのこと。定員は各回先着48名となっている。

展示車両の車内公開は、7月にJR西日本が開発した新幹線電車「500系521形1号車」、8月に世界初の寝台電車「クハネ581形35号車」において実施される。開催時間は10時から16時30分まで(12時から13時30分まで休止)。