• 一人暮らし向け家電

    ひとり暮らし向け家電購入の行方は果たして…?

筆者がマイナビニュース・デジタル編集部の新米編集、瀬尾俊輔氏から一通のメールを受け取ったのは、新生活シーズンをとうに過ぎ、初夏の気配が見えはじめたある日のことだった。

内容をかいつまんで説明すると「自分が近々ひとり暮らしを始めるので、必要な家電を10万円片手に買い歩く記事を作りたい。ついては記事の執筆を依頼したい」というものだ。

どうして新生活シーズンをはずしたのか疑問もあったが、そこは個人の事情もあるだろう。かんたんに打ち合わせ、家電量販店のコンシェルジュに相談に乗ってもらって、リアルな体験記事にすることに決まった。

ヨドバシカメラ秋葉原店に取材協力を依頼し、瀬尾氏には当日までに購入したい家電を優先順位付きでリストアップするよう指示。プロの立ち会いのもと、買い物に同行することになった。

いざ行かん! ヨドバシカメラの生活家電売り場へ!

  • 一人暮らし向け家電

    これが瀬尾氏だ。父ちゃん母ちゃん! オレ、男になるぜ!

瀬尾: おはようございます! 見てください! おカネ、持ってきました!


多くの人が行きかう待ち合わせの店頭で、元気いっぱいに剥き出しの万札を高々と掲げる瀬尾氏。心意気は買うが、キミは家電の前に財布を買うべきなんじゃないか。

内田さん: いらっしゃいませ。本日はひとり暮らし向けの家電探しですね。よろしくお願いします。


今回、財布も持たず万札をぎゅっと握りしめる瀬尾氏がお世話になるのは、ヨドバシカメラ コンシェルジェ第1チームの内田崇志グループリーダー。折り目正しく我々を迎えてくれ、頼もしいかぎりだ。瀬尾氏はさっそく購入したい家電のリストを渡す。

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    ヨドバシカメラの内田崇志グループリーダー。ひたすら頼もしい

内田さん: 最低限必要なものは、ここに書かれているとおり冷蔵庫、洗濯機、レンジなどですね。テレビは実家から持参する人も多いですし、炊飯器、掃除機などは人によっていらないというケースもあって、このへんはアレンジ次第。ないと絶対に困るのは照明です。リストにないようですが、お部屋にはあらかじめ用意されてましたか?


瀬尾: はい、ありました。なので、照明は不要です


ここで瀬尾氏がなにか言いづらそうにモジモジしはじめた。「ははあ」と思いながら、「予算が決まっているんですよね?」と助け舟を出す。

内田さん: そうなんです。10万円で、本当は冷蔵庫、洗濯機、レンジを買おうと思っていたんですが、急に冷蔵庫と洗濯機が5万円で手に入ってしまって、残る5万円でレンジとトースターと温水洗浄便座を揃えたいと思っています


「ははあ」どころではない。早くも企画と話が違ってきて目が点になる。そんな筆者の不安をよそに、内田さんは「そうですか」とにこやかに応じる。

内田さん: レンジとトースターと温水洗浄便座の3点ですね。シンプルなものなら揃えられると思います。予算感をご理解いただくために、まずは温水洗浄便座を見に行きましょう