テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の第31話にて、新幹線「500 TYPE EVA」がシンカリオンに変形(チェンジ)すると発表された。

  • 「シンカリオン 500 TYPE EVA」と運転士の碇シンジが『新幹線変形ロボ シンカリオン』に登場
    (C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS (C)カラー

『新幹線変形ロボ シンカリオン』はTBSで毎週土曜日7時から放送中。5月5日放送の第17話に「500 TYPE EVA」が登場し、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をオマージュしたシーンがあり、同作品の主題歌「残酷な天使のテーゼ」のBGMが流れるなど、エヴァンゲリオンのファンも楽しめる内容で反響を呼んだという。

8月11日放送の第31話では、満を持して新幹線「500 TYPE EVA」がシンカリオンに変形(チェンジ)。『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公で初号機のパイロットである碇シンジが「シンカリオン 500 TYPE EVA」の運転士を務める。オリジナル作品と同様、碇シンジの声は声優の緒方恵美さんが担当。「初号機とはまた違う、『ロボット』という感じのエヴァが観られます。激レア!(笑) ぜひお見逃しなく」とコメントしている。

緒方さんはシンカリオンの世界で碇シンジを演じるにあたり、「台本に描かれているシンジが、いつもよりお兄さんな感じでしたので少し大人にしたつもりだったんですが、『ハヤトより頼りなく聞こえるのでもっとしっかり』『ふわっと笑わず、ニヒルに』と言われてしまい……」「おかげで普段よりはパキパキ喋る、『しっかりシンジ』になれた…かな? …と、思います…たぶん(笑)」ともコメント。碇シンジと速杉ハヤトがどのように出会うのか、2作品の主人公同士の共演に注目が集まる。

  • アニメ第17話に登場した「500 TYPE EVA」

  • 「500 TYPE EVA」は今年5月13日で運行終了

「500 TYPE EVA」は山陽新幹線の全線開業40周年と『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ放送開始20周年を記念して始動した「新幹線 : エヴァンゲリオンプロジェクト」から生まれた車両。庵野秀明氏監修の下、メカニックデザイナー・山下いくと氏の車両デザインにより、エヴァ初号機をほうふつとさせる外観となり、2015年から山陽新幹線新大阪~博多間などで運行された。「500 TYPE EVA」の運行は今年5月13日で終了。使用車両の500系V2編成は「ハローキティ新幹線」となり、6月30日から運行開始した。