ライカカメラジャパンは6月16日、レンズ一体型のコンパクトデジカメ「ライカ C-LUX」を発表した。1インチの撮像素子を搭載した高画質モデルで、光学15倍の高倍率ズームレンズを搭載したのがポイント。外装は質感の高いデザインに仕上げ、本体カラーはライトゴールドとミッドナイトブルーの2色を用意する。発売は7月の予定で、価格は未定。

  • ライカカメラジャパンが発表したレンズ一体型のコンパクトデジカメ「ライカ C-LUX」。24~360mmをカバーする光学15倍ズームレンズを搭載するのがポイント。ライトゴールド(左)とミッドナイトブルー(右)の2色を用意

本体の厚さを46mmに抑えながら、光学15倍の高倍率ズームを内蔵した。35mm判換算の焦点距離は24~360mm(F3.3-6.4)で、5軸の光学式手ぶれ補正機構も搭載する。最短撮影距離は、ワイド端が50cm、テレ端が100cm、マクロ時は3cm。撮像素子は1型のMOSセンサーで、有効画素数は2,010万画素。

  • ライカらしい質感の高いデザインを採用する

背面液晶はタッチパネル式の3型(約124万ドット)で、233万ドットの電子ビューファインダーも搭載する。いずれも、可動式ではなく固定式となる。動画は4K画質での記録に対応し、撮影した4K動画から800万画素相当の写真を切り出す機能も搭載する。

  • 233万ドットの電子ビューファインダーを搭載。背面液晶は固定式となる

本体サイズはW113×H67×46Dmm、重さは約340g(メモリーカード、バッテリー含む)。