前列左より前野智昭、山下誠一郎、間島淳司、市来光弘、増田俊樹、新垣樽助、泰勇気、佐藤拓也。後列左より山中真尋、高橋孝治、福島潤、浅利遼太、櫻井トオル、鳥海浩輔、田丸篤志、阪口大助。

「続『刀剣乱舞-花丸-』 スペシャルイベント 花丸◎まつり!」が、本日6月16日に千葉・幕張メッセイベントホールにて開催された。コミックナタリーでは、昼公演の様子をレポートする。

本日登壇したキャストは増田俊樹、市来光弘、新垣樽助、間島淳司、泰勇気、山下誠一郎、佐藤拓也、前野智昭、櫻井トオル、浅利遼太、鳥海浩輔、福島潤、田丸篤志、高橋孝治、阪口大助、山中真尋の全16名。オープニングテーマ「花丸印の日のもとで」とともにキャストたちが次々にステージに現れると、集まったファンはペンライトや拍手、声援でキャストたちをお出迎え。アニメ2期からの登場となる太鼓鐘貞宗役・高橋の「派手に行こうぜ!」、亀甲貞宗役・山中の「会いたかった、ご主人様」など、刀剣男士にちなんだセリフには大きな歓声が上がった。

挨拶の後は「花丸◎まつり大会」と題したゲームコーナーに突入。“刀剣男士たるもの、祭りでも修行を怠らない”とのことから、清光チームと安定チームに分かれてチーム対抗戦を行うことに。清光チームは加州清光役の増田を筆頭に、にっかり青江役の間島、山姥切国広役の前野、平野藤四郎・明石国行・ソハヤノツルキ役の浅利、一期一振役の田丸、太鼓鐘貞宗役の高橋、不動行光役の阪口で編成。一方、安定チームは大和守安定役の市来を筆頭に、宗三左文字・太郎太刀役の泰、薬研藤四郎・愛染国俊役の山下、燭台切光忠・江雪左文字役の佐藤、同田貫正国・山伏国広・蜻蛉切役の櫻井、浦島虎徹役の福島、亀甲貞宗役の山中から成り、へし切長谷部・長曽祢虎徹役の新垣と三日月宗近役の鳥海は司会進行を務めた。

最初のゲームは「本物の○○を探せ」。ルールはステージ上に用意された、シルエットが映るボックスに1チームの7人全員が入り、相手チームが特定の人物を当てるというもの。ボックス内のメンバーへの質問はOKだが、メンバーはボイスチェンジャーを使って回答する。最初は「本物の前野さんを探せ」という指令で、前野が所属する清光チームがボックスに入り、安定チームが前野のシルエットを当てることに。清光チームは用意された仮装アイテムを用い、シルエットを大きく変えてボックスに入った。しかし、なぜか安定チームは清光チームのシルエットを見た瞬間に「5番(のシルエット)は間島さんでしょ」「絶対そう」と確信に至る。安定チームは前野がゲーム好きなことから、ボックス内の清光チームに「好きなゲームのジャンルは?」など的確に質問していく。そして「前野さんは6番(のシルエット)」と回答し、「間島さんも当てたらボーナスポイントをください」と言って「間島さんは5番(のシルエット)」と答え、なんと両方とも正解。見事ボーナスポイントまでもぎ取った。

次は安定チームがボックスに入り、清光チームが質問して山下を当てる「本物の山下さんを探せ」。清光チームは「自分の好きなところ」など質問し、「山下くんは4番です」と回答するも、正解は2番。あえなく撃沈した。続いてのゲーム「夏の大運動会」では障害物競走を行うことに。足を縛った二人三脚、もしくは三人四脚の状態で、コースに用意された金色ボール探し対決、洗濯物早たたみ対決、吹き矢対決などをクリアして相手より先にゴールすれば勝ち。ここでも抜群のチームワークを見せた安定チームが勝利し、金メダルが授与された。

そして朗読劇のコーナーに。「続『刀剣乱舞-花丸-』 」の和気藹々としたオリジナルのストーリーが、アニメのエピソードの生アフレコを交えて展開された。浅利は平野藤四郎・明石国行・ソハヤノツルキ役、櫻井は同田貫正国・山伏国広・蜻蛉切役など2~3役を兼ねるキャストも多い「刀剣乱舞」。この朗読コーナーでかなり出番が多かった浅利は「最初の場面、僕と山下くんと櫻井くんの酷使感がすごい(笑)。6振りいるのに(キャストは)3人しかいなかった」と冗談交じりに振り返り、櫻井も「僕(の演じるキャラのセリフ)の次、僕(の演じるキャラのセリフ)はあるかなと思ってたけど、僕(同田貫正国)、僕(山伏国広)、僕(蜻蛉切)の3連続があるとは思わなかった」と笑った。

イベント終盤の挨拶では、粟田口派の兄弟たちから一番上の兄として慕われている一期一振役の田丸が「弟が足りない」と一言。このイベントには16人ものキャストが集合したものの、藤四郎兄弟は薬研藤四郎役の山下と平野藤四郎役の浅利の2人だったことから「粟田口全員を集めたイベントを、僕はやりたいと思ってます!」と希望を述べた。増田は「『花丸』という作品は、いろんな可能性を秘めている作品。皆さんの心の中で、『花丸』の本丸を生き続けさせていただけると、僕たちが汗水垂らしてお芝居させていただいた甲斐があります。今後もどうか、皆さまの胸に『花丸』を忘れないでください」と思いを語った。最後に「花丸印の日のもとで」のライブを行って終演した。

(c)2018 Nitroplus・DMM GAMES/続『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会