SIMフリー市場向けスマートフォンとして、ファーウェイ・ジャパンがハイエンドモデルの「HUAWEI P20」やミドルレンジの「HUAWEI P20 lite」を発表しました。HUAWEI Pシリーズといえば、SIMフリー市場で高い人気を誇るシリーズです。

シリーズ最上位モデルとなる「HUAWEI P20 Pro」はNTTドコモの独占販売となり、SIMフリーとしては販売されませんが、P20とP20 liteはSIMフリーとしても販売されることになりました。

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション

    HUAWEI P20(右)とHUAWEI P20 lite

P20は、デュアルカメラを採用したカメラ機能が特徴的なスマートフォンです。著名なドイツのカメラメーカー、ライカが監修したレンズや画像処理によって、高品位な写真が撮影できる点が特徴です。

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    ライカブランドのレンズを搭載したデュアルカメラ

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    カメラのUIもP20 Proと同等です

最上位モデルのP20 Proは、さらに望遠側のレンズを搭載したトリプルカメラが特徴ですが、P20はRGBカラーセンサーとモノクロセンサーの2つのセンサーを搭載したデュアルカメラです。

とはいえ、Pシリーズはもともとカラーセンサーとモノクロセンサーのデュアルカメラとライカによる高画質が人気のスマートフォンであり、P20も十分な画質が期待できます。

P20 ProとP20は、センサーサイズも異なります。P20 Proが1/1.7インチと大型なのに対し、P20は1/2.3インチとやや小型。実際はそれほど大きな差のない違いではありますが、それでもセンサーサイズが大きいほうがが、lノイズとダイナミックレンジで有利なのは確かです。厳密に比べれば違いが出るシーンもあるでしょう。

さっと試した限り、通常の撮影ではほとんど差はないようです。ライカ認定のレンズと画像処理は同じ。P20 Proと比べても、画角が3倍になるテレ側レンズがないだけで、画質はおおむね同等といってよさそうです。

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション
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  • カメラを覆って撮影すると、P20 ProならISO 102400になるところですが、P20はISO 6400止まり。「夜景モード」も「夜間モード」になっています。これはカメラのバージョン違いのためでしょう。今後ドコモ版P20 Proと同等になるとのことです

カメラの機能も、P20 Proとほとんど変わりません。ドコモ版P20 Proと比べると一部UIが異なっていますが、これはカメラのバージョン違いのせいでしょう。グローバル版のP20 Proと比べても、ドコモ版P20 Proが最新のカメラになっているようです。ドコモ版P20 Proの「夜景モード」が「夜間モード」になっていたり、ISO 102400に対応していなかったりといった違いがありましたが、これはバージョンアップで対応するとしています。

AIによるシーン認識や、連写合成によって手ブレを抑えた夜景撮影ができる「夜間モード」などのカメラ機能も、P20 Proと同様に充実しています。

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    夜間モードのテスト。ライブビュー状態ではこれだけくらいシーンです

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    撮影中

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    実際に撮影された画像はかなり明るくなりました

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    シャッタースピードは22.5秒。ISO感度はISO 100で、ノイズもなくクリアな長秒時撮影ができました

本体サイズは149.1×70.8×7.65mm、重さは約165gです。P20 Proは155×74×7.9mm、約180gですから、微妙に小さく軽くなっています。この差は意外に大きく、持ちやすさでいえばP20が上でしょう。特に手の小さい人には差が大きく感じると思います。

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    狭額縁でディスプレイ占有率が高く、5.8インチとはいえコンパクトですが、それでも大ぶりなボディではあります。とはいえ、画面サイズは大きく、見やすいディスプレイです

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    本体背面

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  • 本体側面

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション
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  • 本体上下。P20 Proと同じくイヤホンジャックは搭載しません

本体サイズのぶん、ディスプレイサイズもP20 Proの6.1インチに比べて5.8インチとやや小さくなっています。差はそれほど大きくはありませんし、解像度は同じ2,244×1,080ドットとほぼ変わりません。

UIはグローバル版と同じ。P20 Proとも同じで、ファーウェイ端末のユーザーであれば違和感はないでしょう。SoCはP20 Proと同じくKirin 970を採用。メモリは4GB、ストレージは128GBと十分なスペック。3,400mAhの大容量バッテリーも搭載しており、ハードウェアスペックとしてもハイエンドです。

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション

    ノッチを搭載したデザインは好き嫌いが分かれるかもしれません

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション

    ちなみに、P20 lite(下)と比べるとノッチのデザインやサイズが異なっています

  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション
  • ファーウェイ「P20」「P20 lite」、ファーストインプレッション
  • もちろんノッチを隠す設定も

ドコモ版P20 Proに対して優位なのは、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応し、いずれもVoLTEが利用できる点でしょう。ドコモ版P20 Proは、シングルSIMのみなので、複数のSIMを使いたいときにはP20のほうが有利です。

カラーはミッドナイトブルー、ブラック、ピンクゴールドの3色。ドコモ版P20 Proにはピンクゴールドがないため、ピンクが好きな人には嬉しいところですね。

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    本体カラーは3色です