2017年のCOMPUTEXで巨大な球形PCケース「WINBOT」を展示し、我々の度肝を抜いたIN WIN。そんな同社が2018年に発表するのが、らせん形状のアルミ外装を纏った「Z-Tower」である。

  • >IN WINの「Z-Tower」。これぞ真の"アルミケース"と言えるかも?

外装パーツの厚さは最厚部でなんと5cm。そのため重量は40kgにもなるという。驚きなのはこれが単なるコンセプトモデルではないということ。実際に発売を予定しているという。

  • カラーは検討中。ブースでは、ブラックバージョンも展示されていた

製品名の「Z」は、文字の形が渦巻きのように見えることから決められたという。昨今、強化ガラス+RGB LEDが流行しており、各社から数多くの製品が投入されている。そんな現状に対し、同社は「基本に戻る。シンプルイズベスト」と考え、このアートのようなZ-Towerを開発したのだそうだ。

  • 正面から見たところ。外装は5枚のパーツで構成されている

マザーボードはE-ATXに対応。ドライブベイは、2.5インチと3.5インチが2つずつ用意されており、トップ側に36cmサイズのラジエータを搭載することが可能だ。最長34cmのグラフィックスカードや、最高17cmのCPUクーラーに対応する。

  • トップ側には、36cmサイズのラジエータを搭載できる

  • 外装の隙間から、内部のドライブベイが見えた

製品は8月末の発売予定で、価格は4,000ドル程度になりそうとのこと。WINBOTと同様に、限定モデルとして考えられており、シリアルナンバーも刻印されるそうだ。