Intelは6月5日、同社の設立50周年と8086プロセッサの誕生40周年を記念した限定CPU「Intel Core i7-8086K Limited Edition」を発表した。日本時間6月8日16時1分に8,086個限定で発売する。

  • Computexの基調講演で発表

  • Intel50年の歩み

Intel Core i7-8086Kは、現行のデスクトップPC向け第8世代Coreプロセッサと同じCoffee Lakeベースの製品で、14nm++プロセスでの製造となる。6コア/12スレッドを実装し、動作クロックはベースが4GHz、ターボブースト時で5GHzに達する。

つまり、いまのハイエンドであるIntel Core i7-8700Kから300MHzの引き上げになる。おそらくはかなりコアを選別するものと思われる。また、型番にKが付いていることから分かるように倍率アンロック仕様で、さらなるオーバークロックに挑戦できる。

キャッシュは12MB、メモリはDDR4-2666をデュアルチャンネルをサポート。最大で64GBの搭載が可能だ。TDPは95W。

8,086個のCore i7-8086Kが当たるプレゼントキャンペーン

(以下、5日19時17分加筆) また、Intelは全世界で合計8,086個のCore i7-8086K Limited Editionをプレゼントするオープン懸賞を実施する。すでに特設サイトがオープンしており、同サイトにて米国時間の6月7日17時から8日17時、日本では6月8日9時から9日9時までの24時間、懸賞への応募登録を受け付ける。プレゼントされる8,086個のうち、日本居住者には合計500個が割り当てられる予定だ。