サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「人気急上昇のオイル『ギー』のダイエット効果とは? 」を公開した。

  • 注目オイルの「ギー」

    注目オイルの「ギー」

これまで、ダイエット中はオイルはできる限り減らすほうがよいという考えが主流であった。だが最近では、質のよいオイルを適量摂取することが、ダイエットはもちろん美容や健康にも有効であると知られるようになってきている。

体に有用だと言われるオイルは、オリーブオイルやココナッツオイル、MCTオイル、グラスフェッドバターなどさまざまあるが、今、注目されているのはインド発祥のオイル「ギー(ghee)」であるとのこと。

ギーは、発酵無塩バターを煮詰め、水分やタンパク質、乳糖などを取り除いた純粋な乳脂肪のオイル。インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダ、またアフリカやアジアの一部地域でも万能オイルとして古くから珍重されてきた。味はほんのり甘くまろやかでコクがあり、バターに近い香りがするという。パンに塗るほか、炒めものや、「バターコーヒーダイエット」にも使用できるとのこと。

  • バターコーヒーダイエットに使える

    バターコーヒーダイエットに使える

  • アフリカ、アジアで古くから珍重されてきた「ギー」

    アフリカ、アジアで古くから珍重されてきた「ギー」

成分は99.8%が脂肪だが、MCTオイルやココナッツオイルと同様に、「中鎖脂肪酸」が主体となっている。中鎖脂肪酸は体内で分解されるスピードが速く、エネルギーとして燃焼される効率が非常によいため、中性脂肪になりにくいとのこと。さらに善玉コレステロールの働きを助け、悪玉コレステロールを減少させる働きがあるとされている。

また、腸内の善玉菌の増殖を促し腸内環境を整える短鎖脂肪酸の「酪酸」、蓄積した脂肪を分解、燃焼、抑制する働きがあると言われる「共役リノール酸」も含んでいる。「共役リノール酸」は、人間の体内ではほとんど作ることができず、ダイエットサプリメントによく配合されている成分であるという。

そのほか、皮膚や粘膜を健康に保ち体の抵抗力を高めるビタミンA、カルシウムの吸収率を高めるビタミンD、抗酸化作用があり体のさびつき防止の働きなどがあるビタミンEなども含まれている。カロリーは約9kcal/gと、その他のオイルと同じ。一日30ccを目安に、これまで使用していたオイルをギーに変える方法がおすすめとのこと。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『人気急上昇のオイル「ギー」のダイエット効果とは? 』で解説している。