SBIホールディングスの100%子会社で、仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ6月4日、正式に仮想通貨の現物取引サービス「VCTRADE」の提供を開始したと発表した。

同社は、2017年9月に仮想通貨交換業の登録を完了し、開業に向けて準備を進めていた。今回、同10月に先行予約で口座開設に申込んだ2万人超の顧客を対象にサービスを開始し、取引に必要なパスワードなどを郵送で順次送付する。なお、一般の口座開設の申込み受付は7月中の開始を予定している。

取扱い仮想通貨としては、まずは先行してXRPを取り扱い、順次、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)に拡大することを予定。セキュリティについては、セコムのグループ会社であるBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズとウォレットの運営に関して提携し、万全の体制でのサービス提供に努めていく方針だ。