女優の沢尻エリカが、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』(毎週木曜21:00～)に出演することが2日、明らかになった。沢尻は、同局系連続ドラマ初出演となる。
『ハゲタカ』に出演する沢尻エリカ=テレビ朝日提供
同ドラマは04年に刊行され、ベストセラーになった真山仁氏の同名小説が原作。主人公の外資ファンド代表・鷲津政彦(綾野剛)が、"ハゲタカ"と激しいバッシングを受けながら、不良債権を抱えた銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく姿を描く。
このヒロインであるホテルウーマン・松平貴子役を演じるのが、沢尻。日光にある名門ホテルのオーナー一家に生まれながら、東京の大手外資ホテルでフロントマネージャーを務めていたところに鷲津と出会い、その後も意外な場所で再会し、物語全編を通じて、鷲津の最強の敵へと成長していくことになる。
綾野と3回目の共演となる沢尻は「今回はこれまでにないくらい真面目な役どころなので、最初のシーンでは逆に2人で恥ずかしくなってしまった」と、今まで演じてきた関係との違いに戸惑いつつも、「お互いに意見を交換しながら撮影を進めている」と報告。
今年で芸能生活20年を迎えたが、新たなジャンルの作品に参加することについて、「これまでは人間味があったり、破天荒だったり、という役柄が多かったので、『ハゲタカ』は私にとって珍しいテイストの作品。まさに新たな一歩という気がしています」と大きな期待を示した。
テレビ朝日の中川慎子プロデューサーは「誰よりも肝の据わった経営者として鷲津と対峙するのが、ヒロインの松平貴子です。そんなタフなヒロインをご自身の聡明さ、そして圧倒的な美しさと共に演じてくださっています。沢尻さん演じるホテルウーマンの20年に渡る快進撃にもぜひご注目ください!」と見どころを語っている。
