多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『Google Assistantで英語ニュースを聞けますか?』という質問に答えます。

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はい、聞けます。その設定方法を紹介する前に、日本語環境のAndroid OS 8におけるGoogle Assistantのニュースの扱いについて、かんたんに説明させてください。

Google Assistantは多数のニュース提供元と契約しており、最新のニュースを入手できます。「ニュースを読み上げて」と命令すれば、ラジオのニュース番組を聞く感覚でニュースを確認できますから、朝の慌ただしいときやドライブ中など手が離せない場面で重宝します。

初期設定のままでは、ニュースの分量が多いと感じるかもしれません。政治・経済はともかくスポーツには興味なし、国内ニュースは急いで知りたいけれど国際ニュースは落ち着いたときでいい、という人も多いはずです。その場合には、Google Assistantで扱うニュース提供元をカスタマイズします。

操作はかんたん、Google Assistantの画面右上の引き出しボタンをタップしてその他アイコン(3つの点)をタップ、「設定」→「ニュース」の順にタップします。すると、現在Google Assistantで有効なニュース提供元が一覧表示されるので、必要ないものについて「×」をタップし消していきます。表示されていないニュース、消してしまったが元に戻したいニュースについては、画面下にある「ニュース提供元を追加」をタップすれば読み上げ対象にくわえられます。

アメリカやイギリスなど英語圏のニュース配信元も、この画面から読み上げ対象にくわえられます。「ニュース提供元を追加」の下にあるプルダウンメニューをタップし、対象の言語/国を選択しましょう。追加/削除の方法は日本語のニュース配信元とまったく同じ、購読料もかかりません。ヒアリングの勉強目的でGoogle Assistantの海外ニュースを聞く、というのもアリではないでしょうか。

  • 英語圏のニュース配信元も、Google Assistantのニュース読み上げサービスにくわえられます