女優の中村アンがこのほど、神奈川県内で読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ラブリラン』(毎週木曜23:59~)のクランクアップを迎え、初主演ドラマの達成感で号泣した。

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    (左から)古川雄輝、中村アン、大谷亮平=読売テレビ提供

この日の撮影に参加したのは、主要キャストである南さやか役の中村ぶ、町田翔平役の古川雄輝、鷺沢亮介役の大谷亮平ら。最後に撮影したのは、さやかが町田に「私、全部思い出したの」と告げる重要なシーンで、オールアップの掛け声が響くと、大谷やスタッフから花束、プレゼントが渡され、中村は感極まりながらも笑顔を作って古川、大谷、監督、プロデューサーと順番に熱い抱擁を交わした。

中村は初主演という重圧から開放されてホッとしたのか、大粒の涙を流して号泣。「皆さん、本当にありがとうございました。私は人生で初めての主演ということで、良い経験をさせていただきました。今まで感じたことのない感情と毎日戦いながらの撮影でした。私自身も30歳で、こんな大きなチャンスをいただきまして…。支えてくださっている皆さんの顔を見て、毎日がんばることができました」「恥ずかしいですが、スタッフの皆さんには、お芝居を基礎的なことからきちんと教えていただき、お金では買えない、かけがえのない時間を過ごせて私の財産になりました。本当にありがとうございました」とあいさつした。

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また、古川は「あっという間に終わってしまったんですけど、町田としていられるこの期間が楽しくて幸せな時間でした」としみじみ。大谷は「この現場は僕がロケの時、雨や風、嵐が結構多くて、スタッフによくイジられたんですけど(笑)、最後はすごい晴れ晴れとした天気で終われて、今は最高の気分です」と笑顔を見せた。

その後、取材に応じた中村は「楽しかったし、苦しかったし、すごくいろんな感情が入り混じっているんですけど、それは今しか感じられない幸せな気持ちで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と再び目を潤ませながら撮影を振り返り、「あまり主演らしい振る舞いができなかったんですけど、毎日、皆さんの存在に支えられました。必死だったので、自分でいっぱいいっぱいになってしまったんですが、一生懸命にこのドラマを作ってくださる皆さんの姿に刺激を受けて頑張った感じですね。皆で作り上げた感じがします」と感謝。

今後の見どころについて、中村は「ここから急展開なので、ぜひ見逃さずに楽しんでもらえたらなと思います」とアピールし、古川は「ラストに向けて3人の関係性がヒートアップしていくので、そういうところを注目して見ていただければ」、大谷は「さやかがどういう意味を持って、なぜそっちにいったのかという経緯も最後まで楽しんでもらえたらなと思います」と語っている。

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