女優の新川優愛が主演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『いつまでも白い羽根』の最終回(26日23:40~)に、翌週6月2日にスタートする同枠の新ドラマ『限界団地』主演の俳優・佐野史郎がゲスト出演することが決まった。2016年4月にスタートした「オトナの土ドラ」枠でこうしたコラボレーションが行われるのは、初となる。

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    佐野史郎(左)、新川優愛(右)、住田萌乃(手前)=東海テレビ提供

佐野が登場するのは、主人公の瑠美(新川)が実習を行っている病院での場面。瑠美が担当している患者、友香(住田萌乃)を車椅子で押していると、そこに佐野演じる老人が現れ、見舞客に声をかける。

撮影はワンシーンながら、佐野は老人が誰を見舞いに来たのか、詳細な設定を自身で考え、どう演じるかを監督に相談。新川とも軽いディスカッションを行った上で、本番に臨んだ。2人のやりとりもスムーズで、撮影は短時間で終了した。

新川は「佐野さんは全身からパワーがみなぎっていらして、『いつまでも白い羽根』にも、私自身にも元気をくださいました」と感想を語りながら、「いつか佐野さんと、もっといろいろなシーンで共演できるよう頑張ります。後輩の私がお願いするのは恐縮ですが、親子役などできたらうれしいです」とリクエスト。

一方の佐野は「私が『限界団地』で演じる寺内誠司は、隣人が20代の主婦だったり、6歳の孫娘がいたりします。この現場で新川さんたちと会って、寺内が普段接している人たちと年齢が変わらないことに気づきました。そのおかげで、寺内の気分のまま演じられました」と振り返っている。