アイドルグループ・TOKIOの国分太一が3日、TBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。城島茂、松岡昌宏、長瀬智也と2日に会見を開いた思いを語った。

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東京・赤坂のTBS

メンバーの山口達也が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、4人が都内で会見。番組ではその模様を紹介した。4人は被害者と家族、ファン、関係者に謝罪。30日夜に5人で会った時に山口が辞表を取り出して脱退を申し出たことを明かした。結論はまだ出せず、今後については仕事を一生懸命やりながら考えていくという。音楽活動は「白紙」と発表した。

国分は、すぐに4人で会見を開いた理由について、「メンバー全員が連帯責任の一つとしてやっていかなければいけないのではないか、23年間自由に仕事をさせてもらったからこそ、やらなきゃいけない責任というのはメンバーひとりひとりあるということ、そして何よりも被害者の方、ご家族の皆さんがいるということなので、その人たちにTOKIOからも謝罪することが必要だろうと。リーダーが最終的にはやろうと(決めた)」と説明。山口を除く4人で話して決めたという。

一番「連帯責任」を感じている部分はどこか聞かれると、「この1週間、本当にいろんな言葉をいただいたり、自分1人で考えたりしていくうちに正直、連帯責任って何なんだろうと、思うところもあるんですけど」という思いも吐露。その上で、「山口本人が今後、社会復帰する、そこまではしっかりと責任をもって見ない限り、と僕は思っています」と語った。

番組では会見に対する街の人の声も紹介。国分は「会見することについては賛否あることは予想していた」と受け止め、「ただ、これまで23年間、5人で一つという形で活動してきたので、ここでほか4人が会見する必要があると思ってやりました」と会見を開いた思いをあらためて説明。「メンバーひとりひとりがこの事件の前とあとで見える景色は変わってくる。その景色をしっかりと見ながら、山口とどうやって向き合うのか、そして、山口が自分とどう向き合っていってくれるのか、自分たちもしっかりと見ていきたい」と強い決意を感じさせた。