コズレはこのほど、「夫婦間における第3の銀行口座開設有無」に関する調査レポートを発表した。調査期間は2018年3月14~20日、調査対象は現在配偶者がいる人、有効回答は1,566人。

3割強が「第3の銀行口座」開設

既婚者に対し、結婚後に第3の銀行口座を開設したか尋ねたところ、「開設した」と答えた割合は34.16%、「開設していない」は65.84%となった。

  • 結婚後に第3の銀行口座を開設したか

年齢別にみると、第3の銀行口座を開設したグループでは30歳未満が45.42%、30歳以上が54.58%と、30歳以上が多いのに対し、開設していないグループでは30歳未満が52.19%、30歳以上が47.82%と、30歳未満が多かった。

就業別では、第3の銀行口座を開設したグループでは夫婦とも有業者が56.07%、父のみ有業者が43.36%と、夫婦とも有業者が多いことが判明。一方、開設していないグループでは夫婦とも有業者が50.53%、父のみ有業者が48.59%と、ほぼ同率となった。

家計内の各費用を誰(口座)が支払っているのか聞くと、「貯蓄」は夫(の口座)が34.0%、妻(の口座)が32.0%だったのに対し、第3の銀行口座は50.5%と最も多かった。同調査では「第3の銀行口座を『貯蓄』のためと捉えている夫婦が多いようである」と分析している。