成田国際空港は4月27日、成田空港第3ターミナルを増築すると発表した。現状、出発ロビー等に混雑が見られることから、到着ロビー増築による出発動線と到着動線の分離等の整備を2019年度を目途に実施する。

  • 到着ロビー増築による出発動線と到着動線の分離等の整備を2019年度を目途に実施

    到着ロビー増築による出発動線と到着動線の分離等の整備を2019年度を目途に実施

第3ターミナルはLCC専門ターミナルとして、2015年4月8日にオープンした。2017年度においては764万人利用されるなど、当初の予測を上回るLCCの成長があり、出発ロビー等に混雑が発生している。

  • 第3ターミナルの抜本的な能力増強として、隣接する第5貨物ビルを撤去し、南側への増築を実施

    第3ターミナルの抜本的な能力増強として、隣接する第5貨物ビルを撤去し、南側への増築を実施

今回、LCC各社の中長期的な成長にも応えていくため、第3ターミナルの抜本的な能力増強として、隣接する第5貨物ビルを撤去し、南側への増築を実施する。具体的な増築規模やフロアプラン、オープン予定時期等は、今後入居航空会社との協議を踏まえ、検討していく。また、第5貨物ビル移転に伴う代替施設も整備を予定している。