LCCのPeach Aviationは4月26日、国内LCCとしては初となる那覇=高雄線を就航した。同路線の就航により、Peachの那覇と台湾を結ぶ便は那覇=台北(桃園)線を含み、日本の航空会社としては最多の週42便を運航する。

  • 那覇空港での就航セレモニーの様子(左から3人目が、Peach の仲村順一那覇空港所長)

    那覇空港での就航セレモニーの様子(左から3人目が、Peach の仲村順一那覇空港所長)

那覇初の初便は乗客146人/乗員6人、高雄発の初便は乗客169人/乗員6人であった。26日に那覇空港LCCターミナルで行われた那覇=高雄線就航セレモニーにて、Peach那覇空港所長の仲村順一氏は、「この就航を機に、沖縄と台南エリアの方々が電車に乗るような感覚で気軽に双方へ行き来きし、新たな旅のスタイルが生まれることを期待しています」とコメントした。

当日は、那覇=高雄線の出発セレモニーに続いて、高雄=那覇線の到着セレモニーも開催。両セレモニーには、沖縄観光親善使節マスコットキャラクターの花笠マハエちゃんが駆けつけ、Peach客室乗務員とともに、高雄線就航を記念したキーホルダーなどの記念品を配布した。

那覇=高雄線の運航スケジュール(2018年4月26日~10月27日)はMM933(11:25那覇発/12:15高雄着)とMM934(12:55高雄発/15:45那覇着)、運賃は4,980~3万5,880円(シンプルピーチ)であり、同路線にはエアバス A320-200(定員180人)を運用している。なお、高雄線の就航によりPeachの沖縄発着の国際線は、台北(桃園)線、ソウル(仁川)線、バンコク(スワンナプーム)線とあわせて4路線となる。

Peachの沖縄発着路線は2012年10月18日の那覇=関西線を皮切りに、2013年9月20日に那覇=台北(桃園)線、2014年7月19日に那覇=福岡線、2015年9月4日に那覇=ソウル(仁川)線、2017年2月19日に那覇=バンコク(スワンナプーム)線、2018年4月26日に那覇=高雄線就航と続いている。