AGC旭硝子は、実物と映像のコンビネーションを実現する 「infoverre SEE-THROUGH(インフォベール シースルー)」を開発し、24日より販売を開始したことを発表した。

  • 左)従来品、(右)新規開発品「infoverre SEE-THROUGH」

    (左)従来品、(右)新規開発品「infoverre SEE-THROUGH」

infoverreは、同社が開発した樹脂と貼合技術を用いて、液晶ディスプレイをガラスに直接貼合したガラスサイネージ製品。

このたび新たに発売された「infoverre SEE-THROUGH」は、色再現性と透明性を両立することで、実物を見ながら鮮やかな映像を実現した製品。独自の光源設計により、従来のinfoverreでは表現できなかった実物と映像の融合を、鮮やかな映像(従来比1.5倍)と透明度(従来比2倍)により演出できる。

同製品は、店舗や博物館・美術館などのショーケースに使用することが可能で、今後は、ガラスを介して情報交換ができるよう、タッチパネル機能を持つ製品の開発を進め、さらなる用途拡大を目指すという。

なお、同社は、6月13日〜15日に千葉県・幕張メッセにて開催される「デジタルサイネージジャパン 2018」において、同製品の展示および説明を実施する。