神戸電鉄は鉄道開業90周年事業の一環で、戦後復興期や高度経済成長期の塗装を1000系で再現した「メモリアルトレイン」を5月以降に運行する。

  • 今回再現される旧塗装車両の当時の写真。「クハ131形」(写真撮影:松井正史)と「デ1000形」

1000系1151編成(3両編成)には、戦後復興期から1960年代にかけて使用されたスプリンググリーンとシルバーグレーのツートンカラーを再現。5月19日にデビューイベントを開き、翌20日から運行させる。1000系1357編成(4両編成)には、高度経済成長期から1980年代にかけて使用されたオレンジとシルバーグレーのツートンカラーを再現し、7月下旬頃から走らせる。

「メモリアルトレイン」の車内では、中吊りやドア横ポスターを用い、神戸電鉄の旧駅舎や車両を紹介する展示「90年の歴史展」を実施する。