エアバスは現地時間の4月10日、スカンジナビア航空(SAS、本社: ストックホルム)グループが、A320neoを35機発注したこと発表した。今回の発注により、同社の主力の欧州路線や国内路線にA320ファミリーを導入することで、運航機材は今後全機がエアバス機となる。

  • スカンジナビア航空グループはA320neoを35機発注

    スカンジナビア航空グループはA320neoを35機発注

新たに発注されたA320neoは、保有する56機のエアバス機(A340が8機、A330が8機、A320ファミリーが40機)に加わる。エンジンの選定は今後発表される予定となっている。

SASは1980年からエアバス機の運航を開始した。A320neoファミリーは新世代エンジン、シャークレットなど最先端の技術を導入し、運航開始から燃費を少なくとも15%削減し、2020年までには20%の削減を実現する。これまでに99社から6,000機以上の受注を獲得し、約 60%の市場シェアを持っている。

  • A320neoファミリーの概要

    A320neoファミリーの概要