女優の長澤まさみが主演するフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(9日スタート、毎週月曜21:00～ ※初回30分拡大)のPRで7日、都内を"チンドン屋"が練り歩いた。
西郷隆盛像前で『コンフィデンスマンJP』をPRするチンドン屋一行=東京・上野公園
東京・上野公園では、例年より早く散ってしまった桜を惜しむ花見客や、シャンシャンで盛り上がる上野動物園を目指す人たちなどで賑わう中、和装・洋装姿のチンドン屋3人衆が、長澤、東出昌大、小日向文世の写真が入ったポスターを掲げて登場。太鼓やサックスといった楽器を奏でながら、「長澤まさみさん主演『コンフィデンスマンJP』が4月9日の月曜日、夜9時からフジテレビではじまりま～す」と、チラシを配布してアピールした。
この珍しい光景に、続々と人が集まってチラシを受け取る姿が。カメラを向けるだけでなく、一緒に記念撮影を求める人も続出し、アルコールの入った花見の宴席は一層盛り上がっていた。
そんな中、上野の名所・西郷隆盛像の周辺でも"チンドン"。NHK大河ドラマ『西郷どん』主人公の目の前でもお構いなしに、「フジテレビ春の新ドラマ、『コンフィデンスマンJP』で～す」とPRしていた。
普段は、商店街の大売り出しや居酒屋の開店などでの稼働が多いそうだが、先頭を歩いていた東京チンドン倶楽部の高田洋介代表は「ポスターが素晴らしいので注目を浴びまして、みなさんチラシをよく受け取ってくれました」と手応え。ドラマの劇中では、コンフィデンスマン(信用詐欺師)たちが、潜入する業界の扮装を披露するが、「私たちもコスプレの元祖みたいな商売ですので、今回のドラマは楽しみにしております」と期待を語った。
このチンドン屋PRは、上野エリアのほかにも、新宿、渋谷に出没。あす8日も、街頭を練り歩きながら、チラシを配布する。
同ドラマは、『リーガルハイ』『デート～恋とはどんなものかしら～』などを手がけた古沢良太氏が脚本を担当。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとるというストーリーで、初回のゲストには、江口洋介が"ゴッドファーザー"役で登場する。
