セイコーウオッチは4月1日、国産腕時計を代表するグランドセイコーから、忍者専用となる世界初の腕時計「忍者専用グランドセイコー」を全国で発売すると発表した。忍者の隠密行動を確実にサポートするため、動作が静かで滑らか、そして日差1秒以内という高精度を誇るセイコー独自の駆動機構「スプリングドライブ」をムーブメントに採用している。
※この製品は実在しません。エイプリルフール用の架空製品です。
見た目はビジネスマンでも、この時計を着けていればほぼ忍者
現在もなお、世界各地で秘密裏に活躍する忍者たち。その活躍ぶりは、私たちがハリウッド映画やゲームの画面で目にする通りだ。敵に察知されることなく、計画通り迅速に目的を果たさなければならない彼ら。しかし、一般に発売されている時計では、時刻のずれや針の駆動音が任務の妨げとなることがあり、それらは忍者専用SNSでも大きな話題となっていたという。
そこで、本製品ではセイコーの誇る高精度ムーブメント、スプリングドライブを採用。「確」「滑」「静」の3要素で、忍者の日常業務を力強くサポートする。「確」はクォーツ制御ならではの正確さ、「滑」はスイープ運針の滑らかな動き、「静」はクォーツのステップ音も機械式のビート音もない静音性を示す。そこには、まさしく忍(しのび)の精神が込められている。
スプリングドライブとは
セイコーが十年以上の年月をかけて開発、1999年に登場した斬新な機械式時計ムーブメント。自動巻き同様に回転錘でぜんまいを巻き、そのぜんまいがほどかれる力を利用して発電、ICを駆動して水晶の振動子を発振させる。機械式の大きなトルクとクォーツの正確性を併せ持つハイブリッド・ムーブメントだ。
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スプリングドライブ
ケースは、手になじみがよく、いざというときには投げやすい手裏剣形状。上面にヘアライン処理、刃の部分にザラツ研磨を施すことで、シャープな印象を与えつつ人を決して傷つけない極上の肌触りも実現した。
なお、雪面ダイヤルも目を引くスタンダードタイプの「忍者モデル スプリングドライブ」に加え、ローズゴールドケース仕様でサンレイ仕上げのダイヤルに煩悩の数と同じ108個のダイヤモンドを配置した「くノ一モデル メカニカル」も同時発売される。
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忍者モデル スプリングドライブ
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くノ一モデル メカニカル
忍者専用グランドセイコーのイメージビジュアルを手掛けるのは、アートディレクターの新川洋司氏。InstagramやFacebookなどのメディアで、本ビジュアルを活用したプロモーションを展開中だ。
◆新川洋司プロフィール
1994年にKONAMI に入社。「メタルギアソリッド」シリーズのキャラクターや背景、メカニカルデザインなど、アート全体を統括。2015年に同社を退社し、現在は小島秀夫氏が設立した新スタジオ、コジマプロダクションに所属。同スタジオの最新作「デス・ストランディング」においてアートディレクションを手掛けている。
セイコーウオッチでは、本製品の世界観を表現したイメージ動画を作成。実際の忍者の任務において本製品の役立つ様子がよくわかる動画になっており、特設サイトで公開中だ(期間限定)。
