お笑い芸人のバカリズムがこのほど、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系単発バラエティ番組『バカリズムのそこスルーする?』(4月4日23:00~24:00)の収録後に取材に応じ、充実の表情を見せた。

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バカリズム

この番組は、世の中にある「なにげなくスルーして見過ごしている」ことに対し、バカリズムが独自の視点でツッコんでいくもの。

例えば、「バレーボールで得点をしたときにみんなで喜びすぎじゃありませんか」と、サッカーや野球などの他のスポーツと比べ、得点後にはしゃぎすぎていると指摘すると、ゲストの青山テルマ、伊集院光、遠藤憲一、そして元バレーボール日本代表の大林素子を専門家として招き、それぞれが意見を交わす。

収録を終えたバカリズムは「こんな豪華なセットと豪華なゲストで番組をやらせていただいて楽しかったですね。本当に自分がなんとなく気になっていることを発表して、ただただ話し合うというだけのシンプルな番組でしたので、すてきな番組だなと思いました。夢のようでした」と大満足の様子だ。

台本で進行部分が書かれているのは、わずか2ページ。その分、たくさんのフリップを使って進行していくが、「労力的には単独ライブをやるのと同じぐらいでしたかね。収録時間的にも約1時間半でしたし、収録後に達成感がありましたね。テレビですごいことをやらせてもらったなという思いでした」と充実の表情を見せた。

フリップで発表していくという点で、先日の大会で久々の優勝を果たした『IPPONグランプリ』と共通する部分もあるが、「別の緊張感ですね。でも、これは(『IPPONグランプリ』のように)10ポイント獲らなくてもいいんで、そういう意味では変なプレッシャーはないですね」と楽しめたようだ。

そんな中、テーマの1つに「間が持たない」ことについてトークを繰り広げる場面も。この取材の直前、フォトセッションで数社のカメラに同じようなポーズを決めていたバカリズムだったが、「今日はスムーズだったんですけど、すげぇ撮るなと思うことがあります(笑)」といい、「たくさん撮った中から良いのを選んでいただけると思うんですけど、なんとなく『これ使われないんだろうな…』って分かってくるんです」といったことを考えながら、"間を持たせて"いることを明かしていた。

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    (左から)鈴木芳彦アナ、遠藤憲一、バカリズム、青山テルマ、伊集院光