4月13日公開の映画『名探偵コナン ゼロの執行人』の公開アフレコイベントが20日、都内のスタジオで行われ、本作でゲスト声優を務めた女優の上戸彩、お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多大吉が出席した。

名探偵コナン ゼロの執行人

映画『名探偵コナン ゼロの執行人』の公開アフレコイベントに登場した上戸彩、コナン、博多大吉(左から)

本作は1997年から第1作が公開されて大人気を呼んでいる劇場版『名探偵コナン』シリーズの22作目。本作では、『名探偵コナン』シリーズに12年ぶりの出演となった上戸彩がコナンの保護者替わり・毛利小五郎を弁護する女弁護士・橘境子役を、博多大吉が初めての人間役である羽場二三一をそれぞれ担当している。

12年前のテレビ版で本人役として出演した上戸は「プレッシャーよりもうれしかったですね。同じ作品に携わることが奇跡というか、色んな方がいる中で一度経験した私を選んでくださって心から感謝しています」と感謝の言葉を口にするも、「12年前の記憶はまったくないんです(笑)。キャンペーンのお仕事は覚えていますが、その頃は忙しかったしオンエアも観れませんでした(笑)」と苦笑い。とは言うものの、この日披露したアフレコでは余裕たっぷりで「移動中の車の中で練習して現場に入り、恥ずかしがらずに喉を開いて全力でやったら、あっという間に終わったんですが、終わった頃に声が潰れてました。(時間にしたら)2時間ちょっと。発狂したりドスの効いた低い声で思いっきり叫ばせてもらったので、脳からスッキリしましたね」とアフレコ収録に満足げだったが、大吉は「上戸さん長い出番で2時間ですよ。僕は3時間。どんだけダメだったんだろうな」と首を傾げていた。

イベントの最後には、芸人の中でも音痴と知られる大吉が、上戸のお願いで福山雅治が歌う本作の主題歌「零-ZERO-」を歌う場面も。「"芸人イチ歌が下手"という称号をいただきました。福山さんから許可もらっているんですか?」と嫌がっていた大吉だったが、上戸からの再三の要請で「皆さんの気が済むなら何でもやりますよ」と歌うことに。見事な音痴ぶりを披露して上戸は腹を抱えて笑うも「甘い声で素敵でしたよ!」とフォローも忘れなかった。映画『名探偵コナン ゼロの執行人』は、4月13日より全国公開。