丸井グループと旭硝子、空席情報配信サービスを提供するバカンの3社は3月19日、有楽町マルイにてトイレや授乳室の空き状況をリアルタイムにご案内し、広告配信することでトイレの収益化を目指す実証実験を行うと発表した。

広告も表示できるトイレの混雑案内

サイネージの表示イメージ

同実験は、トイレや授乳室の空き状況をリアルタイムに案内できる最新技術を使い、来店客の利便性向上を図るとともに、トイレに行列がないときはサイネージに広告を配信することで収益化を目指す。

具体的には、有楽町マルイにある各階の個室トイレに取り付けたセンサーが利用状況を判断し、2階のトイレ内に設置されたガラスサイネージ「infoverre」に表示させる。また、混雑状況に合わせて表示を最適化する「VOD(Vacant-driven Display Optimization)」を利用することで、AIが空き情報を分析して広告表示に切り替えることができるという。

なお、実証実験の期間は2018年5月21日までの予定だ。