Threadripper初のマイクロATXマザー!

ASRockの「X399M Taichi」は、Ryzen Threadripper向けとしては初となるマイクロATXマザーボード。ややニッチではあるが、小型ケースでパワフルなマシンを組むときなどには、貴重な選択肢になるだろう。11フェーズ電源、M.2スロット×3、U.2コネクタなど、マイクロながら仕様は強力だ。価格は50,500円前後。

  • ASRockの「X399M Taichi」。マイクロながらハイエンドな仕様だ

  • 基板のレイアウト。メモリはさすがに8スロットではなく4スロットになる

拡張スロットは3本とも、メタルカバー付きのPCI Express x16。LANは、Intel製のデュアルGbEに、IEEE 802.11acという構成になる。ATX版の「X399 Taichi」に比べ、メモリ/拡張スロットの数は少ないものの、それ以外のスペックはかなり近い印象だ。

  • バックパネルのI/Oは豊富。USB3.1 Gen2のタイプAとタイプCのポートも

  • マイクロ版(左)とATX版(右)。新製品のため、現在の価格は逆転している

StrixブランドからもThreadripperマザー

ASUSの「ROG Strix X399-E Gaming」も、Ryzen Threadripper向けのマザーボードである。同社からはすでに、上位モデルとして「ROG Zenith Extreme」が登場しているが、Strixシリーズの製品はこれが初めて。大型のM.2ヒートシンク、最大867MbpsのIEEE 802.11ac等を搭載する。TSUKUMO eX.での価格は49,464円。

  • ASUSの「ROG Strix X399-E Gaming」。ゲーム向けの機能が豊富だ